
今回は地元の人だけではなく、観光客の皆さまにもおススメしたいお店です……
シェイクハンダー・ゲンです。少年マンガみたいな名前ですね!(しらんがな)
最近とてもハマっているものがあります。それがこれ。

「シェイカー」そう、カクテルを作る道具です。
お酒の世界も中々奥深いものでして、その中でもお酒を混ぜ合わせる技術ですが、シェイク、ステア、ビルド、ブレンドと
それぞれお酒の個性を引き出すものとなっています。
つまり、オッ〇イをシェイクハンドすると女性の個性がよーくわかるのと一緒ですね。今度本町で……
……これ以上話すると各所から怒られるので止めておきます。個別に語りたい方はメッセンジャーにて。爆弾的な名前のお店……
ひろちゃんに呼ばれて「Public bar familiar」(パブリックバー ファミリア)へ

「そんなゲンサンに朗報です」
一体何を言い出すのかと思ったら、バー取材のお誘いを受けました。
初めて連れていってもらったバーで初めてバーボンを飲まされてからずっとバーボンが大好きになっております。
最初はこんな変な味飲めないなとか思ってたのですが、きちんと美味しい飲み方を教えてくれます。
まさにお酒のプロフェッショナルですね。今回はひろちゃんのお誘いに乗って美味しいお酒を見つけに行きましょう。

ドアを開けると、雰囲気で(当社比)1.5倍ぐらい大人びたひろちゃんが今にも歩きそうなミッキーとカウンターで呑み始めていました。
「ゲンサン、お疲れさま」
あのスルメと焼き鳥とカップ酒が似合うひろちゃんは何処に??
カクテルグラスをカップ酒に置き換えてカウンターをおでん屋台に脳内変換したら何時ものヒロちゃんでした。
よかった。疲れてるんだ俺。
カウンターはとにかく非日常なほどオシャレ

「マスター、ダイキリで」
自分で作るほどダイキリが好きなんです。ホワイトラム・ライム・シュガーシロップ……
…
うまー! 夏は特にサッパリするカクテルですね。この清涼感が季節関係なく好きなんです。

ぼんやりと薄暗い向こう側にあるお酒の瓶がキラキラ……この空間は非日常……
「この空間に来ると、仕事なんて忘れてのんびりしてしまいますなぁヒロちゃん」

「え?何?」
そうでした、この人「超」がつくほど真面目なの忘れてた。ポみっとから何故この人が来て不真面目な僕とタッグ組んでいるか、その理由が何となくわかりました。

ほら、テイスティングもサマになってる。
僕も真面目にテイスティングを真似したことがありまして、その時友人に「酒でうがいすんな汚い」と怒られてからやった事無いです。誰がイソジン水割りだ!

「一人でぶつぶつウルサイ」
カウンターから見える技

例えるなら「手の舞」

一連の動作がスムーズすぎて偶にですが、この人関節大丈夫かと心配になる時があります。
メジャーカップをくるんとする時絶対手首が一瞬だけ反転してますよ、絶対。
シェイク(通称シャカシャカ)をしていただき……(その時の動画はこちら)
出来たのが此方。

「旅立ち」という名前のお酒。津軽海峡を渡る青函トンネル開業25周年を記念して考案したメニューだそうです。そして、カクテルコンペへ出品し準優勝を取った1杯との事。

お酒の比重の違いを利用するグラデーション。職人ならではの技が繰り出す色彩はもはや芸術ですね。
そして、上の黄色がかった部分はリンゴのお酒「シードル」青森のリンゴをぎゅっと凝縮した風味と果実の甘酸っぱさが鼻に抜けていきます。
青森のリンゴ……間違いなく美味いしお酒にしたって抜群ですよ! となると……

彼もこんな味するんでしょうかね。今度絞り機持って追いかけてみます♪
とにかく、このオリジナルカクテルは県外の酒好きの人にも是非是非勧めたい1杯です!
今回のまとめ!
青森も最近バーが増えてきました。非常に嬉しいんですが、ファミリアーさんのように青森県産品を使用してオリジナルカクテルを提供してくれるお店はなかなか少ないのでは無いでしょうか。
その他にもフードメニューにはカシスを使用したパスタ等、ここでしか食べられない物が沢山あります。
……きっと食べ物は食いしん坊ヒロちゃんがポみっと側でレビューしているでしょう。
気になる方はポみっとの記事もよろしくお願いいたします!!
以上、ゲンサンでした!へばないすでー!
……NBA(日本バーテンダー協会)の会員は素人が入会しても良い物でしょうかね……(笑)