六魂祭が終わり、暑さが本格的になってきましたね。
太陽に照らされた緑がとてもキレイになってきた今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
どうも、フキーです。
この緑が美しい季節になったら、私は山にお出かけします。最近は全然やってませんが、結構山に登るのが好きなんですね〜。
特に仕事に行き詰まった時こそ、山です。
そんなわけで、最近仕事に行き詰まりを感じていたので行ってきました。
城ヶ倉大橋!
What is 城ヶ倉大橋?
黒石観光協会さんのサイトがわかりやすい説明だったので引用させていただきます。
http://kuroishi.or.jp/sightseeing/jougakura
津軽と南部を結ぶ国道394号線。
その最大の難所だった「城ヶ倉渓流」をひとまたぎする「城ヶ倉大橋」は、平成7年10月27日に開通しました。上路式アーチ橋としては日本一の長さを誇り、谷底までの高さも122mあります。
また、四季を通して八甲田山系の絶景も楽しむことができる橋です。
谷底までの高さ122m!!

あの有名なフジテレビ本社ビル(123.45m)とほぼ同じ高さです。

高ぇぇぇ。
この橋からの眺めは絶景か?いや、むしろ絶叫でしょう。
ということで、早速行ってみましょう!
城ヶ倉大橋の場所
青森駅から八甲田の方に向かって、車で行けばおよそ50分。住所は青森市荒川南荒川山。ずっと八甲田山の方に向かっていって、酸ヶ湯温泉の手前を右に曲がると城ヶ倉大橋があります。

青森駅からだと結構遠い印象です。一本道なので楽と言えば楽ですが、

こんな山道をひたすら真っすぐなので酔いやすい方はご注意(^^;)
城ヶ倉大橋への道中も魅力満載!寄り道スポットをご紹介!
寄り道スポット1 岩木山展望所の八甲田除雪隊の歌
途中、ちょっとした駐車場みたいなところが出現します。それが岩木山展望所。ここの眺めがなかなか良いのですが、、、

ここに置いてある、一見ゴミ箱みたいなやつ。

このボックスに気を取られて、岩木山を見るのを忘れてしまいました。岩木山が本当に見えるのかはわかりません(笑)
そしてこのボックスに近づくと・・・
この勇ましい歌。おそらくセンサーか何かが付いてるんでしょうが、近くに人がいる限り、永遠と流れます。それもかなりのボリュームです。
ちなみに、こんな石碑もあります。

津島文治先生と言えば、太宰治のお兄さんで、青森県知事を3期務めた方ですね。なんだか時代を感じます。
寄り道スポット2 山の中に開かれた場所「萱野高原」
岩木山展望所からさらに進むと、木に覆われた道が突然パーッと開けます。萱野高原です。

見晴らしが本当に良くてめっちゃ気持ちいいです。窓全開。

寄り道スポット3 皆さんご存知「長生きの茶屋」「かやの茶屋」
この萱野高原を越えると、皆さんご存知「長生きの茶屋」と「かやの茶屋」が出現(^^)
長生きの茶屋
1杯飲めば3年長生き、2杯飲めば6年長生き、3杯飲めば驚いたことに死ぬまで生きる!!

3杯飲めば死ぬまで生きる(大事なのでもう一回)
かやの茶屋
道中の疲れを癒やしてくれるソフトクリームも忘れずに(^^)
ちなみに、かやの茶屋周辺には菩提樹が生えるそうです。今度はそれを調査してみよう。
さぁ、寄り道もここまでにして。。。
いよいよ、城ヶ倉大橋へ!!
この標識が見えたらもうすぐです。まっすぐ行けば酸ヶ湯、右へ曲がれば城ヶ倉大橋です。

もうすぐと言っておきながら、曲がってからが意外と長い…

なんかそれっぽい雰囲気になってきた…

そして!!!

城ヶ倉大橋 到着

着いたー!!!!!見てください、この絶景。
写真ではこの広い景色を写しきれないので、動画をご用意しました。
木!木!木!木!!!!
森ですね。
昔アメリカ人に「木が1つだと木ですね。木が2つだと林ですね。木が3つだと森ですね。じゃあ木が6つだと?」と聞かれたことを思い出しました。答えは「六本木」だそうです。
まぁそんなことは置いといて。これがその城ヶ倉大橋です。

残念ながら真正面から舞空術がなければ撮れません。。オラに力を分けてくれぇ〜。
で、この橋の何がすごいって、先述しましたが、上路式アーチ橋としては日本一の長さを誇り、谷底までの高さも122mあります。

Jogakura Ohashi is the longest Arch bridge in Japan. Oh Yeah!!!!(外国人観光客向け文章)
城ヶ倉大橋は「絶景」よりも「絶叫」だ
ちなみに私は高いところが大の苦手です。観覧車すら乗れません。
それでは早速行ってみましょう。

いや〜・・・・良い眺めだなぁ〜(震え声)

下は・・・う〜ん、もっと良い眺めだなぁ〜(ふ、ふ、震え声) ※地上から122m

もはや絶叫である。
ふと振り返ると、かなり歩いていることに気づきました。キノコ採りをする人の気持ちがわかった気がします。

城ヶ倉大橋の下は城ヶ倉渓流が流れています
橋を歩いていると水の気持ちいい音がします。コポコポコポ〜。実は城ヶ倉大橋の下には城ヶ倉渓流という川が流れているのです。

木が生い茂っているので、川の流れを見つけるのもやっとです。
(この写真を撮るのも恐怖に打ち勝って撮りました。)
ちなみに、この川はが酸性が高すぎて生物は存在できないそうです。なんちゅう川だ。でもロマンを感じる。
一応、橋の手前には渓流への階段があるのですが、今は残念ながら封鎖されています。

それもそのはず…

この岸壁は第三紀中新世中頃(およそ1千万年前)の火山活動でできた石英安山岩が柱状節理を形作っており崩れやすくなっているようです。(参照:http://kuroishi.or.jp/sightseeing/jougakura)
見るからに危険そうですね。

渓流の遊歩道には岩が…納得です(苦笑)
城ヶ倉大橋は「絶景」も「絶叫」も楽しめるスポットだ
私個人的にはタマヒュンスポットでしかないのですが、高いところが平気な人はこの絶景と絶叫を楽しめる最高のスポットでしょう。
人間の手が入っていない数少ない自然。八甲田山系を一望できる城ヶ倉大橋。
秋の紅葉がキレイな時期もまた良いのですが、天気が良くなってきたこの季節もおすすめです!
以上、暖かくなると山に登りたくなるフキーでした〜。次回はどの絶景を紹介しようかな〜。